SS「おとめごころ」

間が空いてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいな僕です。


いや、その、言い訳になりますが、バイトがね、僕のね、休みをね、奪うんですよ。
SS書こうにも働くことになってしまって、しかも、それを急に言われるもんだから
その時点で僕のテンションだだ下がりです。正直、クビにするかで迷ってるんですよ。
僕以外の店長だったら間違いなく一発でクビの宣告を下してるはずですけどね。
それ相応のことしでかしてくれてるんで……毎日気が重くて……ハァ。
察していただけると助かります(つд`)
そんな鬱な気分を吹き飛ばしてくれるみなさまの温かいお言葉にお返事いきまっす。


>リクSSごちそうさまでした
リクをくださった方ですよね、きっと。こちらこそ時間がかかってしまい申し訳ないです。
自分なりのやり方でしたが、あんな感じで納得してもらえたら幸いです。
おそまつさまでした。

>死なないでくださいね、ういろうさん!
ありがとうございます。現状では死亡フラグは立っていないようなので大丈夫だと
思います。早いトコ悠々自適な生活に移行したいものです。来春からは実家のある
関東・東京あたりで人生初のフリーター生活をしてみたいな~、なんて考えています。
長い人生の中で一年くらいフリーターやってもいいですよねっ!

>「ゆめのあと」読んで感動しました。
これは嬉しいお言葉。趣味でやってることで人様に感動を提供できるのならば
僕も本望です。とはいえ、基本的に僕の長門さんへの愛を書き綴ってるだけですので
これからも感動を提供できるSSを公開できるとは断言できませんが、よろしければ
今後も遊びにきてくださいね。ありがとうございました。

>サクヤさま
こちらこそはじめまして。わざわざご丁寧にありがとうございます。
このような自己満足サイトに足を運んでいただけるとは感激ですね。
僕のSSにどのような癒し効果があったのかはわかりませんが、それでも
サクヤさんに良い影響を与えることができたなら僕も嬉しいです。
ちなみに、僕の長門さんへの愛は生半可なものじゃアリマセンヨ?
僕もヨソ様のSSサイトはふらふらとしてますから、もしかするとお邪魔したこと
あるかもしれないですね~。お教えいただければこちらからもお伺いさせて
いただきますよ。更新頻度は最近低下気味ですが、これからもSS公開を
続けていきますので、今後ともよろしくお願いします。


温かいみなさまのお言葉に癒されまくりです。思わずレスにも力が入るというものですよ。
これであと十年は生きられると思います。本当にみなさんありがとうございます。
それでは、まあ、短くて申し訳ないんですが本日のSS本文です。どうぞ。


おとめごころ


くいくい


「ん?」

どうでもいいような話で盛り上がって──はいないかもしれないが、そんな長門と一緒の

帰り道の途中、おもむろに長門が俺の袖を引く。

「どうかしたか?長門」

俺の愛する無口で読書好きな小柄少女が、急に変なことを口走った。

「呼称の改正を求める」

「……え?」

なんだ、長門は何を言ってるんだ。

俺の頭上にハテナマークが浮かんでいるのが見えたのか、長門はもう一度同じ言葉を

繰り返す。

「呼称の改正を求める」

「呼称の……改正?」

こくりと、小さくではあるがいつもより力が入ったような頷き方な気がするな。

冗談の類では──ないんだろうな。

しかし、いきなりどうしたんだろうか。

本当に唐突過ぎる。

咄嗟に俺の頭の中で数人の俺による緊急長門会議が開かれたが結論は出なかった。

「あなたは涼宮ハルヒを『ハルヒ』と呼ぶ」

「ああ」

長門の言う通りだな。

でも、それがどうしたってんだ。

「なぜわたしは『長門』?」

「え?」

なぜ……って言われてもな。

長門は長門だし、長門じゃないか。

長門を長門と呼ぶのが間違ったこととでも言うのかね。

そんな俺の言葉にふるふると顔を振り、ぎゅっと俺の手を握って長門は言う。

「涼宮ハルヒが『ハルヒ』なら、わたしは『有希』でもいいはず」

「む……」

確かに言ってることは間違っちゃいないな。

でも、長門と出会ってからずっと長門のことは長門って呼んできたし、今更呼び方を

変えるっていうのもな。

それに、

「別に不都合はなかっただろ?」

だったら無理に変えることはないじゃないか。

すると長門は、どこか悟りきったような口調で語りだした。

きっと他の奴にはわからんだろうが、俺にはこの微妙な変化がわかる。

些細なことかもしれないが、長門の微妙な違いを理解できるのは俺にしてみれば

大事なことであると同時に誇ってもいいことだ思っている。

「あなたの言いたいことは理解している」

「はぁ……?」

思わずマヌケな声を上げてしまった俺は悪くないはずだ。

この展開についていけない。

俺はお前らと違って普通の一高校生でしかないんだから、そこんとこ頼むぜ。

淡々と長門は続ける。

「いきなり『有希』と呼ぶのは恥ずかしい、とあなたは考えている」

まるでドラマの名探偵になったようなものの言い方だな。

「ま……まあな」

しかし言ってることは俺の内心を的確にとらえていた。

本当にそう呼ぶかどうかはともかくとして、いきなり『有希』なんてのは恥ずかしい。

別にそう呼びたくないわけじゃないぞ。

そう呼んでみたい俺もいるのは確かなんだ。

でもな、男ってのはそういう生き物なんだよ。

「そこで提案」

「ほう」

聞こうじゃないか、その提案とやらを。

長門は俺をまっすぐに見据えて言った。

「『ユキりん』でいい」

「……え?」

「『ユッキー』でもいい」

「……何だって?」

「どちらでも構わない」

「……話が見えないんだが」

ぐいっ、と顔を俺の顔に寄せて長門は言う。

「いくらわたしたちが近づくものを熱く焦がしてしまうほどに情熱的な愛を誓い合う

仲だとしても、いきなりわたしを『有希』と呼ぶことにあなたはきっと抵抗があると思う。

だから、段階を踏んでいこうと思った。……勘違いしないでほしい。決してわたしの

利己的なものではない。あなたのためを思ってのこと」

「そうか……」

そういうことか。

「わかってくれた?」

ああ、よくわかったぜ。

「そう」

「……お前がそう呼んでほしいってのは、よくわかったぜ」

「……そう」

まったく、素直じゃないね、どいつもこいつも。

「もう少し素直なほうがかわいいぜ……ユキりん」

「……そう」

ユキりんもユッキーも恥ずかしいものがあるが、頬を赤くした長門が見れたってことで

チャラにしておくか。


おしまい

長倉劇場という名のあとがき

スランプなどと自惚れたことは言いませんが、ちと筆の進みが遅いので
短編でお茶を濁しておきます。サウンドアラウンドの中の、あだ名を~~っていう
くだりで長門さんが「ユキりん」と自分で言ってましたし、絶対呼んでほしいと
思ってるはず!キョンも男なら彼女のことくらい名前で呼べばいいのになぁ……。
え?公式では付き合ってない?アーアー、キコエナーイ。

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この記事へのコメント

yu
2007年06月11日 08:47
たとえ1ヶ月音沙汰なしでも待ってます!
サクヤ
2007年06月11日 20:41
ご丁寧にありがとうございます。
癒しはあれです、読みやすい文章構成と、ういろう様の長門への愛の力じゃないですかね?(*´ω`)
今回もかなり癒されましたよ!
呼称についてはネタとして考えていたのですが、こう、他の方が書いたのを見てた方が幸せな気分になれるので。
今回のお話はかなりツボでした、ドラマCDでも自分からユキりんと言ってる位だし、それ位言いそうですね…(笑
ちなみに自分のサイトは最近開通させたのですが、サーチ等には登録しといたので、もしかしたら来ていただいてるかもしれませんね~。
以前別物でSS書きやってただけで、今はまだ作品数も少なく、ブランクと言う名の言い訳でお目汚しなものしかないですが(汗
よろしければURL載せておくのでどうぞー。
http://wish1204.blog20.fc2.com/
またよろしくお願いしますね~。

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